秋の研修旅行「北前船の寄港地荒川湊、桃崎浜と塩谷、乙宝寺を訪ねて」

2023.11.03 Friday

2023.10.22

新潟シティガイドの研修旅行はコロナ禍で中断していましたが、企画担当の尽力と心意気により今年は催行。

桃崎浜、塩谷、乙宝寺。

なんということでしょう。そこでは失われつつあるかつての暮らしが伝えられていました。

文化財の中に暮らし、守っていくことの大変さも知りました。

シティガイドの見学を心良く迎えてくださった地元の皆様に、心から感謝申し上げます。


荒川神社本殿 屋根のフォルムが独特


ご祭神は天鈿女命 「天岩戸絵図」


隣接の文化財収蔵庫 


 船絵馬


日和船


 嵐の中、生還を祈って切った髷


三浦家住宅



 

 



藤木家住宅・醤油蔵






古くは鎌倉時代と戦国時代の文書に塩屋(塩谷)の名前が登場 街道の宿場として、水運の要衝として大きく発展


江戸時代に村上藩のお殿様が立ち寄った家


塩谷の焼印 家ごとの焼印(家印)


海抜14.8mにある稲荷大明神に向かう


野澤食品の味噌、醤油の製造場を見学


乙宝寺 






乙宝寺のオオバガシ 樹齢400年余り

幹に触れるとパワーアップします

ガイドをしてくださった乙宝寺名物店のご主人

活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド

白山エリア研修会

2023.06.01 Thursday

5月31日、「かき忠」さんでのランチ懇親会後に「かき正」さんを見学させて頂きました!

「かき忠」さんのかきフライも堪能!

食の経験でガイド力も少しアップ?!

懇親会でも話題はやはりまち歩き!

先輩ガイドのお話から6期生は新しい発見を持ち帰り日々探求です。

お腹いっぱい大満足で見学へ向かいます!


「かき正」さんへ移動し、見学研修です。

お部屋だけでなく階段や廊下にも歴史や粋な風情を感じることができました。

6期生は先輩ガイドの説明にも興味津々!

質問が止まりません。

 高浜虚子らが句会を開いたお部屋では同じ場所に座り記念撮影も。


「予約のいらないまち歩き」でもご案内する「かき正・かき忠」さん。

案内時に説明が長めの者がいましたら、もしかしたら白山エリアガイドかも?しれません…。お楽しみに!


6期生 長澤



活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド

群馬バスプレミアツアーのお客様来港

2023.05.16 Tuesday

2023, 5, 16

本日は群馬県より「湊町新潟・北前船豪商の館とタケノコづくし会席」のお客様14名が来港されました。

旧小澤家(北前船の館)の館内見学30分、バス移動で古町花街へ。花街散策30分、バス移動で旧齋藤家別邸へ。館内と庭園を堪能した後、昼食会場に向かいました。

御一行様からは、新潟は大きな街。文化財が大事にされている。こういう街に住んでみたい。小澤家も齋藤家別邸も素晴らしかった。ガイドさんからは良いお話を聞きました、などなど、大変なお褒めをいただきました。

新潟においで下さって、楽しんでいただいてありがとうございました。


ガイド3名がお客様をお迎えしました


小澤家でガイド長が始まりのご挨拶


齋藤家別邸では館長がご挨拶


齋藤家別邸の2階では風景と滝の音を楽しみました

活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド

白山エリア 6期生研修

2023.03.08 Wednesday

2023.3.8

白山エリアでは6期生3名が「予約のいらないまち歩き」のガイドを実地体験しました。お客さんに扮したのは先輩ガイド達。6期生は新人ガイドとは思えないほど堂々と笑顔でガイドを務めました。時々先輩達からアドバイスを受けていましたが、これから益々彼らのガイドに磨きがかかって行くと思います。


終了後にそれぞれの感想を聞きました。*時間配分、調整が難しい。*間が怖い。*これから暑くなるので、天候に留意したい。*頑張りま〜す。などなど。


6期生は4月以降に順次ガイドデビューをします。頑張って下さいね。


 

 


活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド

まち歩き観光ガイド養成講座第3回開催される

2022.08.29 Monday

新潟市主催 まち歩き観光ガイド養成講座第3回が8月27日(土)に開催されました。

 

本日は2講義の開催です。

まず、「砂の町・新潟の楽しみ方」と題して

路地連新潟代表 野内隆裕様から講義をしていただきました。

 

 

野内様は、知る人ぞ知る「まち歩きの達人」で、「ブラタモリ」に出演し案内されました。

新潟は、まち歩きガイドをしやすい環境で、波が砂を積み上げた砂丘の町とのこと。

また、その砂丘は角田から村上まで海岸沿いに70kmにおよび、内陸は10km、まさに「新潟砂丘」である。

そして、その砂丘列も「○○山」という名前が連なり、名前が土地を表し興味深い。

 

新潟の砂丘列

 

阿賀野川河口は信濃川に注いでいたものが、掘割の決壊で今のように直接海に流れるようになった。

「沼垂」も4回の変遷により今の場所に落ち着いた。

 

沼垂の変遷

 

また、野内様曰く、「自分の町を楽しんでいるその姿を発信」すると⇒「共感してくれる人がいる」⇒まち歩きの輪が広がる

1 小路で発信

2 まち歩きで発信

3 日和山で発信

 

野内様のイラスト(イラストというより、まるで設計図のように緻密に描かれた町並み)

を基に作成されたパンフレット(グッドデザイン賞受賞)

 

軽快な話術に引き込まれながら聞き入ってしまいました。

 

休憩をはさんで次の講義は、

古町花街の会事務局長・旧齋藤家別邸学芸員の久保有朋様から「花街を中心とした新潟市の歴史的建造物」と題して

講義をしていただきました。

肩書きを見て年配の人かな?と思ったら何と1991年生まれの31歳。

これだけ若くても全国の花街を調査・研究し、博士(学術)取得。研究活動の傍ら、古町花街の景観保全や伝統文化継承支援に取り組んでおられるとのこと。

和装がとてもよくお似合いでした。

 

 

「花街」とは、芸妓による踊り、音曲などを料亭などのお座敷で味わえる街の一画。かってはほとんどの日本の都市にあったが、時代の変化で多くが消滅した。古町花街は京都・金沢の花街とともに戦前の伝統的な景観を今につたえる貴重な場所として注目されている。

 また、「ふるまち新潟をどり」が9月23日(祝)りゅーとぴあ劇場で開催されるそうです。

 

市内に重要文化財が5件あるとのことですが、どこかわかりますか?

                              (R.S)

 

活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド(R.S)

「新潟ぶらり旅」まち歩き研修

2022.08.10 Wednesday

2022.8.10

9月から6回シリーズで開催される旅行会社の企画まち歩き

「新潟ぶらり旅」。炎天下に研修が行われました。

 

みなとぴあに集合。開港五港、浚渫船、北前船、ベザイ船、

堀などのキーワードが盛りだくさん。

 

インパクトのあるガイドに魅了されっぱなし。

さまざまな話の切り口を引き出してくれる。

 

湊稲荷神社。回る「願懸け高麗犬」の話はガイドそれぞれが

お得意の話題を持ちついつい話が長くなる、が聞くのが楽しい。

スキルアップの醍醐味。

 

入舩地蔵尊。1545体もの黄金地蔵像が祀られている。新潟には

秘宝を持つ特色のある寺院が多いんです。

 

本番は午前午後併せて約6時間のコース。

今日は車で回りながら歩き、ルートを確認しました。

ちょうどお昼頃に新津屋小路、白龍大権現に到着。「新潟ぶらり旅」

に大権現様のご利益がありますように。

 

活動報告comments(0)|by YOHEI

まち歩き観光ガイド養成講座第2回開催される

2022.08.09 Tuesday

まち歩き観光ガイド養成講座第2回が8月6日(土)に開催されました。

 第2回の【目標】は、

  「新潟市の歴史や文化など観光客に伝えたい新潟市についての知識と、外国人対応や人権などガイドを行う上で必要な知識を学ぶ」です。

 

まず、最初は、『みなとまち新潟〜その繁栄と開港〜』と題して、みなとぴあ学芸員の安宅俊介様から講義をしていただき、『みなとまち』と呼ばれる新潟市の開港の歴史、北前船がもたらしたもの、人々の対応について学びました。

 

休憩をはさんで次の講義は『やさしい日本語ではじめるコミュニケーション』と題して、日本語教師・やさしい日本語指導者 市村圭様から講義をしていただきました。

『やさしい日本語』は、誰でもわかるように易しく(簡単に)した日本語のことで、1995年に起きた阪神・淡路大震災がきっかけとなり考え出されたとのこと。

例題として、次の日本語を『やさしい日本語』にして下さいと言われみんなで考えました。

「有料」「ご覧下さい」「休館日」「レンタル」「お口に合いますか」「撮影禁止」「みなとまち新潟は、日本有数の花街です」

「有料」は、お金がかかります??? タダではありません???

そう言われてみると、日本語って難しい。「みなとまち新潟は、日本有数の花街です」なんて、いったい何て言えばよいのでしょうか。先生曰く、『正解はない』とのこと。

 

 

最後の講義は、新潟人権擁護委員協議会会長の古川 浩様から『人権講義』をしていただきました。

最初、ビデオを見て、ガイドを行う上で気をつける人権について学びました。

 

 

13時から16時半までびっしりと長い時間でしたが、中身の濃い内容で、受講者のみなさんは熱心にメモを取りながら受講されていました。      (R.S)

 

活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド(R.S)

まち歩き交流会 in 白根

2022.07.21 Thursday
まち歩き交流会in白根に参加して
7月16日、まち歩き交流会in白根に参加しました。まち歩き交流会は新潟市を中心としたまち歩きグループが研修と情報交換を兼ねて年1回持ち回りで行っているものです。
今回は「しろね大凧タウンガイド」の皆さまがホストを務めて下さり、22名が3班に分かれて、白根のまち歩きを楽しみました。私は「白根凧合戦」コースに参加させて頂き、中之口川や大凧合戦と深く結びついた白根の歴史や文化に触れることが出来ました。
高橋会長、半戸事務局長、ガイドなどホストを務めて下さった皆様、本当にありがとうございました。
街なかでは、ガイドの説明がないと全く気がつかずに通り過ぎてしまうものに数多く遭遇しましたし、カラフルでおしゃれな案内板を使った説明に暑さを忘れた2時間半でした。以下写真で紹介いたします。(よっしー)

カーブミラーの左側の青い手摺、これは何でしょうか?中之口川の堤防のコンクリートで凧の麻綱が擦り切れてしまわないよう特別に設置が認められた手摺だそうです。凧の麻綱は1mで2万円もする超高額品とのことでした。

写真の真ん中には麻綱で絡み合う凧の図柄があります。実はこれマンホールの蓋の図案。何に使うマンホールかって・・・右下の写真をご覧ください。ここに柱を立てて麻綱を巻き付けて引き合うそうです。このようなおしゃれな案内板が要所にあります。

中之口川の舟運で栄えた白根の街。お醤油も沢山生産されました。かっては醤油の醸造場から川端までトロッコのレールが引かれていたそうです。小路の名前、いいですね。

ガイドさんに見守られながら商店街を行きます。突き当りで歩道が急に狭くなっているのは、そこから向こうが大火での消失を逃れた地域だったことの証になっています。
活動報告comments(0)|by よっしー

旧齋藤家別邸にてボランティア学習会

2022.06.15 Wednesday

新潟シティガイドの会員は他の文化施設のボランティア

活動をしている会員が少なくありません。

その中の一つが旧齋藤家別邸です。

この度は庭園にある「松鼓庵」と呼ばれるお茶室の入室と、

お話を聞かせて頂きました。

平素は非公開となっていますので、大変貴重な機会を

頂きました。

ありがとうございました。

 

室内に掲げられている額

名称は裏千家14代家元・淡々斎の命名と伝わる

 

「根上りの松」の反対側から入室

 

室内からの眺望

 

久保学芸員(右)と小寺講師

 

 

 

桐の天井板

 

蒲の天井

 

屋久杉の天井板

 

桧皮の網代天井

 

 

 

 

 

 

 

 

 

活動報告comments(0)|by YOHEI

第45回全国町並みゼミ 新潟市大会

2022.06.12 Sunday

6月11日(土)、12日(日)の両日、「第45回全国町並みゼミ」が新潟市で開催されました。新潟シテイガイドは11日に行われた分科会のまち歩きで西大畑と白山の2エリアのガイドを担当しました。日本各地から参加された皆様には新潟がどのような町であるかを見ていただけました。


翌12日の午後は同日開催の「にいがた美しいまちなみフォーラム2022+第16回新潟県まちなみネットワーク新潟市大会」に参加。基調講演に始まりパネルディスカッションで各地、各団体の取り組みなどが発表されました。


11日のまち歩き 白山公園でまち歩き前の挨拶と説明


新潟県政記念館


金巻屋さんご主人のお話


ガイド(左から)柴野、平野、二瓶


12日「にいがた美しいまちなみフォーラム2022」


パネリストの皆様


新潟県まちなみネットワークなどのまちづくり団体の皆様

活動報告comments(0)|by 新潟シティガイド
 

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