3月24日(日)新潟市のまち歩きイベント「えんでこ スペシャルまち歩き」午前に続き午後のガイドを報告をします。
午前の船上ガイド後ピア万代で班ごとに昼食し、午後1時からは約2時間の流作場・沼垂のまち歩きとなりました。
コースは
三社神社 ⇒ 本立寺 ⇒ 古信濃川跡 ⇒ 沼垂定住三百年記念碑 ⇒ 小唄勝太郎碑
⇒ 白山神社 ⇒ 蒲原神社 ⇒ホンポート
でした。
中食はピア万代の「瓢」で班別にいただき、午後1時にスタートです。
午後のコースはいわゆる流作場から沼垂を巡り長嶺町の「ほんぽーと」まで歩きます。
最初の立ち寄りが三社神社です。
この神社は流作場の開拓者安倍玄的が、延享4年(1747)に祠を建てたのが始まりと言われおり、玄的のお宮と呼ばれていました。
明治になってから神明宮、八幡宮、鹿島宮を合わせて三社神社と改められたものです。
現在の社殿は昭和46年(1971)に改築されたものです。
境内には明治11年9月、明治天皇行幸の際の「明治天皇御小休所碑」があります。
又、古い道標(みちしるべ)もあります。
その他、流作場の碑などがあり、境内で流作場の歴史を知ることができます。
次は本立寺です。
この寺には流作場の開拓者安倍玄的の墓があります。
安倍玄的の墓
本立寺脇の道は古信濃川を埋め立てた通りで川の下流終点にある、排水機場を見てもらいました。
参加者は古信濃川の存在を実感したようです。
次は沼垂の「湊稲荷神社」です。
参加者の中には沼垂にも湊稲荷神社があるのに驚いている人もいました。
沼垂古町通り。
沼垂にも古町通りがあり、今では閑静住宅の町並みですが、古くは沼垂の繁華街として栄えていました。
交通量の多い栗の木バイパスを渡ると沼垂東です。
閑静な住宅の中にレトリックな建物が点在しています。
沼垂定住三百年記念の碑
沼垂の先人たちが大河の氾濫などで闘い続けた由来を記念して建立された記念碑です。
小唄勝太郎の碑
小唄勝太郎が養女になった老舗割烹「鶴善」の跡地に勝太郎生誕100年を記念して平成17年建立されたものです。
沼垂駅は平成22年(2010)貨物取扱も含めて完全に廃止され、跡地には2つの高等学校が建てれています。
線路は廃線敷になって残りました。
白山神社
式内社の美九理神社と言われている神社です。小林源太郎の彫刻が素晴らしい。
蒲原神社
木化土金水の五社神社と言われています。
五穀豊穣のご託宣をする神社として知られています。
境内の梅が満開となっており参加者を喜ばせてくれたようです。
午後3時には各班ともほぼ予定通り目的地のホンポートに到着し無事終了です。
ホンポート前には
ここに古信濃川の流れありき
の碑があり、ここが古信濃川の川筋であったころがわかります。
今回のガイドをして感じたことは、参加者それぞれの歩行能力の差をどう調整するかという事でした。
by keibo